パグやシーズーなど短頭種に多い病気 ~ 犬の病気を守り家族と愛犬が幸せに暮らす為の飼い方としつけ
無駄吠えなどの問題行動も少なく、性格が穏やかな
パグやシーズー、ブルドッグといった室内で飼う事が
出来る小型犬に人気が集まっています。
これらの犬種はどれも比較的頭が短いのが特徴で、
「短頭種」と呼ばれています。短頭種はその頭の特徴から、
呼吸器系の病気が発生しやすく、呼吸器系の病気を総じて
「短頭種症候群」と呼びます。
★鼻腔狭窄
短頭種の犬はほとんどがブルドッグのように鼻が
ぺちゃんこで、鼻の穴が狭くなっています。
鼻の穴が狭いことを、専門的に「鼻腔狭窄」と言います。
鼻腔狭窄の犬は、鼻だけでは呼吸が苦しくなり、口を
開けてハーハーと口呼吸をしています。
あまりに鼻腔狭窄がひどい場合は、手術が必要になります。
★軟口蓋伸長症
口の奥のほうにある軟口蓋と呼ばれるヒダのような部分が
伸びてくる病気です。短頭種の犬はもともと、このヒダが
長くなっていますが、呼吸の回数が他の犬種よりも多い為、
空気の刺激を受けてさらに伸びてきてしまいます。
ヒダが伸びてくると、ヒダが空気の通り道をふさぎ、
犬はいびきをかくようになります。短頭種の犬は
ほとんどがいびきをかきますが、年齢とともにいびきが
強くなっているときは軟口蓋伸長症です。
あまりにひどい場合は、切除手術が必要になります。
軟口蓋伸長症は、短頭種の犬ばかりでなく、高齢に
なった超小型犬でもみられます。
★気管虚脱
気管の一部の軟骨が変形し、気管が扁平化されてしまう
病気です。遺伝性の病気で、短頭種だけでなく、小型犬
でもよくみられる病気です。
この病気の特徴的な症状は、乾いた咳をすることです。
咳をするからといって気管虚脱とは限らず、診断は簡単
ではなく、レントゲン検査を必要とします。
★咽頭の反転
頭の形が短いことで、気道に余分な圧力がかかり、
咽頭の一部が反転してしまう病気です。
呼吸困難を起こすことが多いいですので、手術で切除
が必要な場合もあります。